【参加者5名以上で開催】

夏の飛鳥を散歩します。
今回は、昆虫館をメインに、飛鳥京、藤原京の歴史に触れる事が出来る資料館と、夏の飛鳥田んぼ、万葉集でも有名な天香具山を子どもの速度で歩きます。途中、一度行って見たかった、みるく工房飛鳥by西井牧場さんでおやつを食べます。(子ども達の速度で寄り道しながら歩くので、予定が変更になる場合がございます。)

集合:近鉄橿原神宮駅 東口 9:30 


解散:近鉄大和八木駅 17:15ごろ(予定変更の場合あり)


費用:実費(電車代・バス代・施設見学費・おやつ代など)


持ち物:飲み物・昼食(お弁当等)・敷物・着替え・タオル・常備薬など


服装: 汚れても良い服装・スニーカー・くつした


参加資格:親子・子ども(3歳以下は要保護者同伴)
*子どものみでの参加の場合、保護者の同意と随時連絡が取れる通信機器(携帯など)が必要です。

<コース>
橿原神宮駅東口⇒飛鳥資料館⇒橿原市昆虫館⇒みるく工房飛鳥by西井牧場⇒天香具山⇒藤原宮跡資料室⇒近鉄大和八木駅

 

参加はこちらから


「飛鳥京」
古代の大和国高市郡飛鳥、現在の奈良県高市郡明日香村一帯にあったと想定される天皇(大王)の宮やその関連施設の遺跡群の総称。聖徳太子や、蘇我馬子、推古天皇、中大兄皇子、小野妹子などが有名。


「藤原京」
694年(持統8年)から710年(和銅3年)までの16年間、都城制を敷いた初めての都。1990年代の東西の京極大路の発見により、規模は、5.3km(10里)四方、少なくとも25km2はあり、平安京(23km2)や平城京(24km2)をしのぎ、古代最大の都となることがわかり、発見当時は「大藤原京」と呼んでいた。


「天香具山」
大和三山(やまとさんざん)と呼ばれる香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)のうちの1つです。万葉集では「天香具山」(あまのかぐやま)と詠われている。大和三山の中で、最も神聖視されている。山中には南に天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)、北に天香山神社(あまのかぐやまじんじゃ)、さらに国常立神社(くにのとこたちじんじゃ)がある。

 

「大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙り立ち立つ 海原は かまめ立ち立つ うまし国ぞ あきづ島 大和の国は」  舒明天皇


「香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相争ひき 神代より かくにあるらし 古(いにしへ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも 妻をあらそふらしき」 中大兄皇子


「春過ぎて 夏来たるらし 白たへの 衣干したり 天香具山」 持統天皇


「わすれ草 わが紐に付く 香具山の 故(ふ)りにし里を 忘れむがため」 大伴旅人


「いにしへの 事は知らぬを われ見ても 久しくなりぬ 天の香具山」


「久方の 天の香具山 このゆふべ 霞たなびく 春立つらしも」 柿本人麻呂

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今回は、昆虫・昆虫・昆虫の散歩でした。前日に熱を出した子や、電車の遅れなどもあり、7名でのスタートとなりました。初めて参加してくれた子が4名。3歳、6歳、7歳、9歳の男子達でした。

簡単に自己紹介し、橿原神宮駅からバスに乗り、飛鳥資料館に向かいました。バスのボタンに興味を持っていた7歳の1年生に飛鳥資料館とアナウンスされたら、バスのボタンを押してもらうようにお願いしました。あ・す・か・し・りょ・う・か・ん、あ・す・か・し・りょ・う・か・ん、と1年生の男の子は何度も唱えていました。そして、少し緊張しながら、ずっと、指をバスのボタンの上に置いて、アナウンスの声に耳を澄ませてくれていました。

飛鳥資料館に到着しバスを降りた途端、虫が大好きな9歳の男の子が、「あ!かえるやー!!!」っと、かえるを見つけ必死にかえるを追いかけてだしました。他の子も、どこ!どこ!っと、かえるを探し出しました。「あ!こっちにもおる」「こっち、いっぱいおる!!!」大騒ぎです。えっ、かえるでそこまで、テンションあがるんwww。バス停で早くも10分経過。これは、今日は、進まんでえーw。まあ、いっかw

かえるの後、飛鳥資料館に。亀石のオブジェや猿石のオブジェが並ぶ芝生の庭の向こうに、資料館が見えます。当然、子ども達は、芝生の庭に夢中です。蝉の抜け殻や、トンボ、かえるや、バッタを追いかけます。芝生の庭の上で、子ども達の好奇心は、暑さをものともせず、いつまでも続きます。せっかくの資料館ですが、今日はスルーになりそうです。僕自身が入ってみたかったので、ちょっと残念と思っていると、3歳の男の子がトイレに行きたいと言い出しました。トイレは資料館の中でした。その流れで、資料館に入る事が出来ましたw。驚いた事に、飛鳥資料館は、子ども無料でした。

資料館の中でみんなが一番興味を持ったのは、飛鳥時代の模型でした。飛鳥京、橘寺、飛鳥寺、川原寺、本薬師寺などが再現されていました。今は田んぼが広がる飛鳥京跡地ですが、昔は日本の首都でした。沢山の建物が建ち並び、水時計などの日本の最先端がここにあったと思うと、不思議な気持ちになります。子ども達にも、その事を少し説明しました。今、見えているものだけが全てではないって不思議じゃない?勿論、軽くスルーされましたw

今から、田んぼにいくでー!っと言うと、男の子達の目が、さらにキラキラしています。えー、そんなに(・・;)、逆に少し不安になりますw。資料館を出た途端、いきなり歩道の外の路肩を歩き出します。乾いた溝の中を歩き出します。いつの間にか9歳の4年生の男の子がリーダーになっていました。虫を見つけると、「あ!かえるやー!」「あ!クモやー!」「あ!なんかおるーーー!」みんな大声を出し、リーダーを呼びます。リーダーは、「それは、触ったらあかんやつや!」「それは、大丈夫や!」「それは、なんとかなんとかの幼虫や!」と、的確な指示と、解説をしてくれました。

田んぼに着くと、子ども達のテンションはMAXになりました。あ!タニシや!!!かえるがおる!!!なんかおる!!!やごやーーー!!!みんな、田んぼを覗き込み、叫びながら、目についたものは、全て取ろうとします。今にも、田んぼに落ちそうですw。田んぼのあぜ道をどんどん進みます。3歳の男の子も、全速で走ってついていきます。3歳の男の子は、とてもやんちゃで、誰よりも元気よく常に走っていました。そんなに走ったら、後でしんどいよっと言っても、お構いなしです。楽しさの中、常に今を全力で生きているその姿は、大人から見ると、ちょっと怖く、迷惑をかけないようにとか、知恵をつけなさいとか偉そうに思ってしまいますが、これが本来持っている人の姿なんだなーっと、いつも感心させられます。

田んぼやあぜ道には、ジャンボタニシ、ヤゴ、トンボ、カエル、バッタ、カマキリ、チョウなどがいました。用水路には、小魚や孵化しなかったジャンボタニシのピンクの卵がありました。「うわ~!気持ち悪い!!!」と、子ども達は言っていました。へぇー、ジャンボタニシの鮮やかなピンクのぶつぶつの卵は、子どもにとっても気持ち悪いんやーっと、思いました。

田んぼでしばらく過ごした後、神社の下の公園で一休みしようと思いましたが、そこでも、4人はずっと昆虫を探していました。呆れるぐらい凄いエネルギーです。エネルギーの塊ですw。ここまで、子ども達を熱中させる虫って凄いなーっと思います。虫にとっては、迷惑な話でしょうが。

3m歩いては、止まり、3m歩いては、止まり。いつ、昆虫館に着くのやらw。まあ、いっか。途中から、9歳のリーダーは、右手にカマキリをずっと持っていました。急に、このカマキリお腹空いてるみたいやっと言い出し、何かを探し始めました。しばらくすると、バッタを捕まえました。そして、そのバッタをカマキリに食べさせると言います。こういう時、ちょっと、困ります。この9歳の子は、途中、交尾中の蝶などを見ると、他の子に「交尾中の虫は取ったらあかん!」と言っていました。自然の摂理を理解しているようでした。手で持たれているカマキリが、餌を食べたりせんやろー!っと言うと、「そんな事ないでー!」っと、バッタをカマキリの口元に持って行きました。驚いた事に、カマキリはバッタを食べ始めました。正直、僕は気持ち悪く、直視出来ませんでした。その子は、その光景をじっと直視し冷静に観察していました。命の大切さを知っているのは、逆にこの子の方だなーっと思いました。

そうこうしているうちに、やっとやっと昆虫館が見えてきましたw

やっと、昆虫館に到着しました。
少し疲れが見えていた子ども達も、昆虫館の入口のカブトムシのオブジェを見ると、途端に元気になりました。

小学1年生の7歳の男の子は、誰にでもはなしかける物怖じしない賢い子でした。手に持ったバッタは持ち込み出来ないので、逃がすようにお母さんに言われると、そんなの嘘だーっと、受付のお姉さんのもとに走っていきました。「ねえねえ、バッタ持って入ったらあかん?」と聞きました。「ごめんね」と言われると、少し、首を傾げ可愛さを演出し、「絶対にダメ?」食い下がりますw結局、お姉さんは、職員さんを呼び、虫を入れる箱を持ってきてくれるよう頼んでくれました。職員さんが、虫を入れる箱を持ってきてくれると、「ねえねえ、今からカブトムシ取れる?」とか、いろいろ質問をしていました。職員さんは、優しく答えてくれました。大人の事、良くわかってはるなーっと感心しましたw

昆虫館に入ると、珍しい昆虫の標本がたくさんあり、みんな興味深げに見てました。しかし、外で虫を追いかけていた時の方が楽しそうでした。子どもの好奇心に特別なものは、いらないなーっと、改めて思いました。「ここは、遊園地やなー!」と言っていた今回熱を出して参加出来なかった5歳の男の子の事を思い出しました。

蝶温室では、色とりどりの蝶達が、目の前をパタパタひらひら横切って行きます。こんなにたくさんの蝶を、こんなにも近くで見た事のない僕にとっては、とても感動的な時間になりました。蝶温室を出ると、生きたカブトムシに触れられる場所がありました。子ども達は、手にカブトムシを持って、少し悲鳴を上げながら腕の上を歩かせてみたり楽しそうでした。そこで、電車の遅れで先回りしていたいつもの4年生達と合流できました。

昆虫館を出て、お昼にしました。3歳の男の子は、さらに元気になってました。ずっと走り回っていました。大丈夫なん?っと、少し心配になりました。

その後、いつも人でいっぱいの「みるく工房飛鳥」さんに行き、かき氷やソフトクリームを食べ、天香具山に向かいました。途中、道沿いにあった天岩戸神社でお参りをしました。

天香具山は畝傍山、耳成山とともに大和三山と呼ばれている山です。古代から「天」という尊称が付くほど三山のうち最も神聖視された山で、天から山が2つに分かれて落ち、1つが伊予国(愛媛県)「天山」となり1つが大和国「天加具山」になったと『伊予国風土記』逸文に記されているそうです。太陽信仰の地であったともいわれているようです。天岩戸神社は、天照大神の岩戸隠れの伝承地とされる岩穴や巨石を神体としています。天香具山は、万葉集ではたくさんの歌が詠まれています。「春過ぎて 夏来たるらし 白たへの 衣干したり 天香具山」(持統天皇)

天香具山は思いのほか急な坂が続いていました。これは、3歳の子にはきついかなーっと思いました。しかも、山は異常な程の蚊でいっぱいでした。目に蚊が飛び込んできます。大人にとっては、軽い(かなりのw)苦行でした。そんな中でも、6歳、7歳、9歳の男の子、それから4年生の女の子達も、どんどん先を登っていきます。凄いなー。頂上に着くと、6歳の男の子が「ここ頂上なん?」と聞いてきました。「そうやで」と答えると、「うわー!頂上に登ったの初めてやー!!!」と自信満々の顔で嬉しそうに笑いました。頂上からは、畝傍山が見えました。山を下りる際、後ろから大きな声がしました。戻ってみると、道にいた大きなカブトムシ(メス)を捕まえていました。落ち葉の中で寝ていたようです。天香具山からのプレゼントだったのかもしれません。3歳の男の子は、下り坂でも元気です。常に全力です。お母さんは、「こける時は、お尻からやで!」と何度も言っていました。へぇーっと感心しました。こける事前提です。それにしてもこの子は、本当に運動神経の良い子だなーっと思いました。

天香具山を降り、ゴールの藤原京資料館に到着しました。藤原京資料館はクーラーが効いていて天国でしたw。いつの間にか、子ども達はみんなで鬼ごっこをしていました。鬼はいつまでたっても3歳の男の子でしたが、3歳の男の子は楽しそうにみんなを追いかけていました。ハンディーありすぎです。ずっと鬼です。それでも、とても楽しそうです。3歳の男の子は、途中から怪獣に変身しました。みんなを噛みだしました。噛むと「うわー!噛まれた!!!」と、みんな喜んでいます。手加減していました。みんなが喜ぶので3歳の男の子は、さらに強い怪獣に変身していきます。この子が、程度と状況を理解している事は、途中から解っていたのでほっておきます。最後、みんなで今日歩いたコースを振り返るために地図を広げました。みんなで地図を覗き込みました。すると、それを見た3歳の男の子がやってきて、地図の上に寝そべってバタバタし地図をぐちゃぐちゃにし、僕の方を見て、満足そうに笑いました。へぇー、今から何をするか解ってて、それをわざわざ邪魔しに来るんやー!賢い子やなーっと思いました。上手く表現出来ない等から来ている嚙みつきとは、あきらかに違いました。3歳の男の子は、その時みんなが一番喜び、一番盛り上がるために必要なヒールという役を自ら進んで演じているかのようでした。そういえば、散歩前3歳の男の子が最後まで歩けるかお母さんは心配していました。終わって見れば、終始この子が一番エネルギッシュでした。良い意味で末恐ろしい子だなーっと思いましたw。

藤原京資料館内で、子ども達は騒がしくしていましたが、他に人もいなかった事もあり、職員さんも笑って対応をしてくれました。裏の田んぼに落ちたw3歳の男の子の足を洗う為に、大丈夫っと優しく声をかけ水場を貸してくれたり、お母さん達には、藤原京や飛鳥京の話を詳しくしてくれたり、公務員的ではないw対応をしてくれました。凄いなーっと、有難く思いました。子ども達が来た事を喜んでくれる大人の姿を見ると、嬉しくなります。

今までのさんぽもそうですが、飛鳥という土地は、子ども達を自然に受け入れてくれるように思います。人も自然も遺跡でさえも。今回も、飛鳥資料館の受付の方、橿原市昆虫館の受付と職員さん、みるく工房飛鳥の店員さん、そして、藤原京資料館の職員さん達。素直に素晴らしいなーっと思います。

次回は、秋初めの彼岸花と稲穂の田んぼを、のんびり満喫する予定です。田んぼに落ちる子がいなければw
よろしければ、ご参加下さいね。