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泣き叫ぶ4歳の男の子

こどもサーチinあすか 泣き叫ぶ4歳の男の子


今回初めてお母さんと離れひとりで参加してくれた4歳の男の子


4歳になったばかりだったので見た目はほぼ3歳です


なので仕方のない事ですが、開始2時間ほぼグズりぱなしでした


グズりのきっかけは


コンビニで男子チームと女子チームに分かれてお菓子をひとつだけ買えるという思いつきルールが発動した時からでした


男子チームはジャンケンで勝った人が好きなお菓子を選べるというルールになりました


が、4歳の男の子は負けてしまいました


自分の好きなお菓子を買えなかった事が恐怖のグズリの始まりでしたw


泣いている男の子に熊取町から来た兄弟の弟くんが優しく話しかけます


なんで泣いてるの?


お菓子やと思うけど!と思いながら僕は様子を観察


彼は膝をおり4歳の男の子に目線を合わせ優しく話しかけています


慣れてるなと思いながら観察していると


なぜか


荷物が重たいの?


という質問になり


4歳の男の子もすかさず「うん!」と答えます


なんでやねん!と僕は心の中でツッコミながら様子を観察


弟くんがリュックを持つと4歳の男の子は水筒とアミも渡します


弟くんは全ての荷物を持ってあげます


4歳の男の子はすっかり元気になり歩き出します


慣れてるな!と弟くんに聞くと小さな兄妹がもう2人いていつも面倒を見ているからとの事


そこからは4歳の男の子の1人舞台


虫が捕まえられない

歩く速度が早い

僕も見たかった

疲れた


ありとあらゆる理由で泣き止まってしまいます


最初優しくしていた他の子達もだんだんイライラしてきて誰も相手にしなくなりました


弟くんも荷物を持つのが嫌になってきてお兄ちゃんに押し付けようとします


それを見て4歳の男の子は座り込んでさらに泣き叫びます


様子を観察していた僕は「嫌なら嫌と直接本人に言ってあげて。大事な事やで」と弟くんに言いました


弟くんは4歳の男の子に「もう自分で持って!」と言い荷物を投げつけます


さらに泣き叫ぶ4歳の男の子


ここまで30分あれば辿り着く道のりがもう1時間30分かかっていました


らちがあかないので僕はみんなに先に行って待っておくよう伝え


離れた所から4歳の男の子を観察する事にしました


道に飛び出す事にだけ細心の注意を払いながら


出来るだけ4歳の男の子から見えない場所に隠れ観察を続けていると


彼は突然泣き止み


荷物を一つづつ拾いきちんと順番通りに身につけトコトコ歩き出しました


すごく冷静だったので一安心


大丈夫なパターンです


僕の横を通る時彼は僕の方をチラッと見ました


僕は黙って行き先の方を指差します


ここ大事!


こういう時の指差しのタイミングと話しかけない事はすごく大事なポイントですw


彼は僕の横を通り抜けひとりトコトコ僕の指差した方へ歩いて行きます


その小さな背中を見てしまうと可哀想という感情が芽生えてしまいますが、ここが我慢のしどころです


トコトコあるいて


トコトコあるいて


彼は、やっとみんなが待つところに


到着した途端


彼は全ての荷物を投げ捨て又泣き叫び出しました


もう20mであすかの田んぼ


荷物は車道に転がっていて危険です


僕はわざと乱暴に彼の荷物を安全なところに投げ捨てて


みんなには先に進んでご飯を食べておくように伝えました


彼は又おいてけぼり


地面に座り込み泣き叫んでいます


ママー!ママー!


僕は少し離れたところに座り彼を観察しながら


自分のリュックを開け


初めて彼に話しかけました


「ヒロにいのお昼ご飯コンビニのおにぎり2つやわ」


そして、おにぎりをリュックから出します


彼がチラッとこっちの様子を見ました


気にしていないふりをしてペロっと1つのおにぎりを食べ終え、お茶を飲んで2つ目のおにぎりを食べながら


「これ食べ終わったらヒロにい行くから、どうするか自分で決めてや、好きにしたらええで、帰るんやったらあっちな」


冷静に静かな声で


おにぎりを食べ終え立ち上がると


彼は泣き止み立ち上がりました


わざとゆっくり歩き出すと


彼は急いで荷物を取りに行きます


きちんと準備通り荷物を背負います


冷静です


そして僕の後ろをトコトコついてきます


そして遂にあすかの田んぼに到着!


彼の目がキラキラ輝いたのを僕は見逃しませんでした


そこから彼は1度も荷物を他の人に持たせる事はありませんでしたし、わがままを言う事もありませんでした


というか、そこから最後まで1番元気だったのは彼で、楽しんでいたのも彼で、自信満々だったのも彼でしたw


後からお母さんに聞くと


今まで長い距離を歩いた事がなかったのですごく心配だったとの事


こどもの力


あすかの田んぼにたどり着ければなんとかなるとは思っていましたが想像以上の効果でした


メンバーに恵まれた事も大きかったです


帰りの彼はすっかり4歳の顔になっていましたよ!


そうそう


弟くんに


すっかり元気で荷物を持っている4歳の男の子を指差し「勉強になったなー。親切とおせっかいの違い。難しいけど」とだけ伝えました。


この難しい問題も彼ならすぐに理解してしまうことでしょう!



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